バリ門(ガプラ)|世界観への入り口
旅の読みものブログ|Bali Travel Guide
2026.1.7
ただの入口ではなく、世界観への入り口 🌺
バリ島を旅したことがある方なら、
寺院や伝統家屋、村の入口などで、左右対称にそびえる独特な門を目にしたことがあるはずです。
旅行者の間ではよく 「バリ門」 と呼ばれていますが、
現地ではこの門を 「ガプラ(Gapura)」 と呼びます。
ガプラは、見た目の美しさや写真映えだけの存在ではありません。
その造形や彫刻には、人生・調和・人と宇宙の関係を表す、深い意味が込められています。
🌏 宇宙への入り口としてのガプラ
バリの考え方では、
人が暮らす家は ブアナ・アリット(Bhuana Alit/小さな宇宙)、
自然や世界全体は ブアナ・アグン(Bhuana Agung/大きな宇宙) と捉えられています。
ガプラは、その二つをつなぐ「境界」であり「入口」です。
門をくぐることは、外の世界から、より整えられた内側の世界へ入ることを意味します。
物理的な区切りであると同時に、
目に見えない“気”やエネルギーを整える役割も担っています。
① チャンディ・ブンタール
左右に分かれた、屋根のない門。
大きな寺院や集落の入口に多く見られます。
二つに分かれた形は、
陰と陽、内と外、自然と人間といった
バリ文化における「バランスと調和」を象徴しています。
屋根付きの門で、主に一般家庭の入口に使われます。
公共の空間と、家族の私的な空間を分ける役割を持ち、
暮らしのリズムを守るための門でもあります。
ガプラは自由に建てられるものではありません。
*アスタ・コサラ・コサリ(Asta Kosala Kosali)*という
伝統的な建築規範に基づいて設計されます。
また、ガプラは
トリ・ヒタ・カラナ(Tri Hita Karana)
――人と神、人と人、人と自然の調和――
この思想を象徴する存在でもあります。
ガプラは、ただ美しいだけではありません。
赤レンガ、砂岩、木材、茅葺きなど、自然素材を使い、
地域ごとに異なる表情を見せます。
見る人に「美しい」と感じさせる理由は、
そこに意味と思想が込められているからです。
次にバリ島で 「バリ門(ガプラ)」 をくぐるときは、
それが単なる入口ではないことを思い出してみてください。
それは、
世界と自分をつなぐ境界であり、調和を守る象徴。
バリ島が「特別な空気を持つ」と感じられる理由は、
こうした考え方が、島のあちこちに息づいているからなのかもしれません。 🌿🌺
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